ローライフレックス・インスタント|ローライの二眼レフカメラが復活!

2018年、伝説の二眼レフカメラ「ローライフレックス」が新しい形態「インスタントカメラ」として復活しました!

このローライフレックス・インスタントカメラは、ローライの完全オリジナル商品ではなく、MiNT社との共同開発となっています。

MiNTは、2015年に発売されて話題となった二眼レフカメラ型のインスタントカメラ「Instantflex TL70」で知られている会社です。

この共同開発では、MiNTが主に開発を担当し、外観は「Instantflex TL70」をベースにしていますが、ローライフレックスのロゴがネームプレートに採用されています。

ローライ社が関与している部分は、開発へのアドバイスとビューファインダーの部品供給で、このビューファインダーの採用により、従来の製品よりも明るく、見やすくなっています。

記事のポイント
  1. 2018年に「ローライフレックス」が「インスタントカメラ」として復活したこと。
  2. このカメラはローライとMiNT社の共同開発であり、MiNTが主導して開発を行ったこと。
  3. ローライが提供した「ビューファインダー」の採用により、従来の製品よりも明るく見やすくなっていること。
  4. カメラの特徴として、二眼レフカメラの仕組みや構造を採用し、絞りやピント調整がマニュアルで行えること。

ローライフレックス・インスタントカメラが2018年発売


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2018年、あの二眼レフカメラの王様「ローライフレックス」が今までにない形「インスタントカメラ」となって復活します!

しかしこれはローライの完全オリジナル商品ではなく、「MiNT」社との共同開発となっています。

MiNT:2015年に発売されて話題になった二眼レフカメラ型のインスタントカメラ「Instantflex TL70」などで知られる

また、共同開発と言っても開発はMiNTがメインで行っており、外観はほぼInstantflex TL70そのもので、ネームプレートのロゴだけ「Rolleiflex」に変更しただけ?という印象です。

ローライが関わっているのは、開発への「アドバイス」と「ビューファインダー」の部品供給です。ローライのビューファインダーの採用により、従来品よりも明るく見やすくなっています。

  • 日本向けのPR動画
  • 二眼レフカメラの仕組みや構造を採用
  • Rolleiflex Instant Kameraの特徴まとめ
  • Quick Start動画
  • 製品仕様
  • ローライ最後の二眼レフカメラか
  • フォトキナ2018にて展示
  • 発売日について

日本向けのPR動画

二眼レフカメラの仕組みや構造を採用

上からファインダーを覗いて撮影するスタイル(ウエストレベル)はもちろんですが、絞りやピント調整もマニュアルで行います。

  • 最大絞り値:f5.6(5段階調整が可能)
  • 撮影距離:48㎝~∞
  • ピント微調整時に必須のファインダールーペも内臓
絞り値:f5.6・f8・f16・f22・fbokehの5段階
他にも多重露光撮影・バルブ撮影・EV値調整などがある

また、上下2つのレンズは二眼レフカメラと同じ構造となっているので、上のビューレンズで被写体を確認して、下の撮影レンズで被写体を撮影します。

なので、撮影した写真には「パララックス(視差)」が生じます。
これは二眼レフを忠実に再現して楽しんでもらうためにあえて採用しているようです。

パララックス:ファインダーとレンズの位置関係により生じる撮影範囲のズレ

Rolleiflex Instant Kameraの特徴まとめ

ローライフレックスインスタントカメラの特徴をザっとまとめてみました。

  1. 二眼レフカメラを忠実に再現している
  2. 5段階の絞り調整が可能
  3. 完全マニュアルフォーカス
  4. ビューファインダーは正方形
    (プリントされる写真は縦長)
  5. 内臓フラッシュ付き(ワンタッチでON/OFF可能)
  6. バルブモード付(最長10秒)
  7. 多重露光撮影ができる
  8. EV値の調整ができる(±1まで)
  9. 三脚の使用が可能
  10. ローライ製のビューファインダーを採用
電源のON/OFFボタンは無く、ファインダーを開ければON、閉じるとOFFになります

Quick Start動画

製品仕様

  • 絞り値:f5.6・f8・f16・f22・fbokeh
  • 撮影範囲:48㎝~∞
  • シャッタースピード:1/500秒~1秒 /オート
  • 露出補正:EV値±1
  • フラッシュ:内臓式フラッシュ
  • 電源:単三電池3本(約50-70枚撮影可能)
  • 対応フィルム:インスタントフィルム(54㎜×86㎜)
  • サイズ:141×102×80.2
  • 重量:525ℊ
  • 付属品:カメラ本体・レンズキャップ・単三電池3本・取扱説明書

ローライ最後の二眼レフカメラか

ローライ社は2015年にカメラの生産終了と、工場の閉鎖を発表しているので「Rolleiflex Instant Kamera」がローライの名が付く最後の二眼レフカメラとなるかもしれませんね。

価格も何十万円もするのかな?
なんて思ってましたが、一般販売予定価格は64,584円(税込)です。

インスタントカメラとしては高額ですが、ローライフレックスとしてみれば、、まぁ安いのかなと。。

フォトキナ2018にて展示

2018年9月26日~29日にドイツで開催された「フォトキナ2018」会場のローライブースにて「Rolleiflex Instant Kamera」が展示されました。

本当にローライ公認であることが確認できます。

フォトキナ:世界最大となる写真・映像用品の展示会

発売日について

現時点での正式な発売日は「Rollei・MiNT」の公式ホームページからもアナウンスされていません。

「Rolleiflex Instant Kamera」発売にあたり、事前に寄付をした支援者には先行で届けられるようです。(2018年11月末ごろ)

なので、一般発売はそれ以降になりそうですね。

まとめ:ローライフレックス・インスタントカメラの特徴

記事のポイントをまとめます。

  • 2018年に二眼レフカメラの王様「ローライフレックス」がインスタントカメラとして復活
  • ローライと「MiNT」社の共同開発商品である
  • 外観は「Instantflex TL70」をベースに、ローライのロゴがネームプレートに採用
  • ローライが提供したビューファインダーは従来品より明るく見やすい
  • 二眼レフカメラの仕組みや構造を採用
  • 絞りやピント調整はマニュアル操作
  • 最大絞り値はf5.6で5段階の調整が可能
  • 内臓フラッシュ付きでワンタッチでON/OFFが可能
  • バルブモード付きで最長10秒の撮影が可能
  • 多重露光撮影やEV値の調整が行える
  • 三脚の使用が可能
  • ローライ製のビューファインダーが採用されている