二眼レフカメラの魅力に初めて触れる方々へ。
この記事では「二眼レフカメラ(ローライフレックス)の使い方」を簡単に解説しています。
二眼レフカメラはその独特の構造と操作感から、多くの写真愛好家に愛されているカメラです。
特にローライフレックスは、その代表的な存在であり、初めて手にする方でも扱いやすいように設計されています。
この記事を通じて、フィルムの装填から撮影、ピントの合わせ方に至るまでの基本的な使い方を学び、二眼レフカメラの世界への第一歩を踏み出しましょう!
- ローライフレックスを含む二眼レフカメラのフィルム装填方法
- 絞りとシャッタースピードの手動調整の基本
- ピント調整の手順とその微調整方法
- シャッターの位置と撮影のためのカメラの持ち方
二眼レフカメラ|ローライフレックスの使い方
ここではRolleiflexの使い方を簡単に解説したいと思います。
Rolleiflexni限らず、二眼レフカメラは殆ど使い方は大体同じになります。
初めて二眼レフカメラを手にした人は、何をどうしたらよいのか全くわからないと思います。
きっとシャッターがどれなのかもわからないですよね。
でも二眼レフカメラは意外と操作は難しくないんですよ!
一通り弄ってみれば徐々に慣れてきます。
- フィルムの装填方法
- 絞り・シャッタースピードの調整方法
- ピント調整方法
- 撮影方法(シャッターの位置)
フィルムの装填方法
ローライフレックスの使い方ですが、まずフィルムを入れなければ始まりません。
最初に裏蓋を開けるのですが、簡単に開かないように二重ロックがしてあります。
なので、なかなか開かないからといって無理矢理開けないようにして下さい。
まずロックを左側に回し、裏蓋をとめている部分を引き起こすことで裏蓋が開く形になっています。
最初は戸惑いますが仕組みが分かれば簡単です。
次に「スプール」と呼ばれるフィルムを巻き取るためのものが入っており、これが下に付いている場合には上のフィルム室に入れ直します。
ここからいよいよフィルムを入れることになりますが、私がローライフレックスを購入していいなと思った魅力的な部分はフィルムを自動で適正な位置まで装填してくれる部分です。
撮影したら巻き上げを行い適正な位置で停止するので安心です。
ただそれを利用するにはフィルムの先の部分をスプールの隙間にキチンと入れなければならないので、そこに注意が必要です。
あとはローライフレックスの横についているクランクを巻き上げればフィルムの緩みがなくなるのでその時点で裏蓋を閉めておきます。
あとはカウンターが1になるまで巻きます。
絞り・シャッタースピードの調整方法
撮影の際にはレンズの左側にある絞りダイヤルと右側にあるシャッターダイヤルで調整を行います。
今のカメラは自動で全部やってくれますが、これらをすべて手動でやることもローライフレックスの魅力的な部分です。
ちょっとした失敗もある種の味に変えてくれるので味わい深い作品を作りだせます。
シャッター速度や絞りはレンズの真上にある目盛りで表示されるので、それを見て調整を行っていきます。
これさえ理解しておけば、撮影を行う際も安心です。
ピント調整方法
ピントの合わせ方はカメラの横側にあるノブを回して調整を行います。
ノブを回せばレンズがそれに合わせて前後に動きます。それによってピントが合うような形です。
細かくピントを合わせる場合には内部のルーペを引き出すことで調節できますが、それをやりだすとなかなかシャッターが切れません。
(それがアナログの良さでもありますが)
最初のうちは兎に角ノブを回してピントを合わせて、ローライフレックスの使い方に慣れていくことが必要です。
撮影方法(シャッターの位置)
ローライフレックスを初めて触る人はシャッターがどこにあるのかわかっていない人が多いです。
実はシャッターはレンズの下、裏蓋の近くにあります。
なのでシャッターボタンを考慮しながらローライフレックスを持つような形がおすすめです。
巻き上げ方は側面のクランクを回せばそれで大丈夫です。
ちょっと複雑な部分がありそうですが、慣れてしまえば大した問題ではありません。
とにかく使って慣れることが大事です。
まとめ:二眼レフカメラ(ローライフレックス)の使い方
内容のポイントをまとめます。
- 二眼レフカメラの操作は初見では複雑に見えるが、基本的には操作が難しくない
- フィルムの装填は自動で適正な位置まで行われるため、手間が省ける
- フィルムを装填する際には、スプールの隙間にフィルムの先を正確に入れる必要がある
- フィルムの巻き上げはカメラの横にあるクランクを使用して行う
- 絞りとシャッタースピードはレンズの左右にあるダイヤルで手動調整する
- レンズの真上にある目盛りを見ながらシャッタースピードや絞りを調整する
- ピントの調整はカメラの横側にあるノブを回して行う
- 細かいピント調整には内部のルーペを使用するが、これには時間がかかることもある
- シャッターはレンズの下、裏蓋の近くに位置しており、カメラを持つ際に考慮する必要がある
- 最初は操作に戸惑うかもしれないが、使い続けることで慣れていく
- アナログカメラならではの操作感を楽しむことができる