ここでは、二眼レフカメラ・ローライフレックスの魅力に取りつかれた筆者が、ローライフレックスの魅力に焦点を当てて解説します。
ローライフレックスは、二眼レフカメラの中でも特に歴史と実績を持つカメラであり、その歴史と魅力を深く掘り下げることで、初心者の方々にも「ローライフレックスの魅力と歴史」の深さを伝えるられると思っています。
この記事が、一人でも「二眼レフカメラ・ローライフレックス」の世界に足を踏み入れるきっかけになれば幸いです。
- ローライフレックスが二眼レフカメラの元祖であること
- ローライフレックスの名前の由来とその意味
- ローライフレックスが使用する高級レンズの特徴とその魅力
- ローライフレックスの歴史的背景とその影響を受けた時代のカメラブーム
ローライフレックスの魅力と二眼レフカメラの歴史
私は写真・カメラが好きで、もともとはコンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラを使って撮影したりしていましたが、学研の「大人の科学マガジン」の付録で二眼レフカメラの存在を知り、一気にその魅力に取りつかれました。
その中でも特に魅了されたのがRolleiflexです。
二眼レフカメラは一枚撮るのに本当に時間がかかって大変です、フィルムの装填から始まりピント合わせに露出・シャッタースピードの調整と、、
ですが「この一枚を取る!」と入魂して撮った一枚は、スマホで「バシャバシャ」撮ったものとは全くの別物です。
ここでは、これから二眼レフカメラを始めようとしている方、またRolleiflexを使ってみたいと思っている方へ、その魅力と歴史をお伝えしたいと思います。
- Rolleiflexは二眼レフカメラの元祖
- レンズの魅力
- 戦後に二眼レフカメラブームが起こる
- Rolleiの二眼レフカメラは続いている
Rolleiflexは二眼レフカメラの元祖
1929年にドイツで誕生したRolleiflexは、世界で初めての”実用”二眼レフカメラでもありました。
創業者
- パウル・フランケ(Paul Flanke)「1888年-1950年」
- ラインホルト・ハイデッケ(Reinhold Heidecke)「1881年-1960年」
Rolleiflexが誕生した頃はまだローライ社ではなく、前身のフランケ・ウント・ハイデッケ社でした。
三眼カメラが出発点
二眼レフカメラ誕生の元となったのが、三眼カメラと呼ばれる「ステレオカメラ」です。
そのため、発想としては一眼レフカメラにレンズを加えたものではなく、三眼カメラからレンズを減らしたものになります。
名前の由来
Rolleiflex名前の由来は、
- Roll(ロール)
- Reflex(レフレックス)
この2つから来ています。Roll(ロール)を使用した、Reflex(レフレックス)カメラです。
レンズの魅力
Rolleiflexには高級レンズが使われているのも魅力の一つです。
■世界最高峰のレンズを搭載
■2つのレンズの特徴を一言で表すと
- プラナーは「柔らかい」
- クセノタールは「シャープ」
これからRolleiflexの購入を検討している方は、主に何を撮影するかによって選ぶと良いと思います。
ですが、そうは言っても両方とも世界最高峰のレンズで「向きは」あっても「不向き」は無いと言われる程なので、そこまで気にするポイントでもありません。
戦後に二眼レフカメラブームが起こる
1929年に誕生したRolleiflexですが、二眼レフカメラが一大ブームとなったのは戦後の1950年頃でした。
1950年頃ですとRolleiflexでは「3.5・2.8A」、Rolleicordでは「Ⅲ」が登場した頃です。
やがてRolleiflexはあの「Leica」と並び世界最高峰のカメラと呼ばれるまでになります。
Rolleiflexに付いた肩書
世界中でブームを巻き起こしたRolleiflexには様々な肩書が付いています。
- 元祖二眼レフカメラ
- 二眼レフカメラの頂点
- 二眼レフカメラの最高峰
- 二眼レフカメラの王様
など。
Rolleiの二眼レフカメラは続いている
二眼レフカメラやRolleiflexと言うと昔の”クラシックカメラ”のイメージが強いですが、ローライ社は現在でも健在で二眼レフカメラも販売されています!
2018年現在、日本代理店となっているのは「ケンコープロフェショナルイメージング」と言う会社です。 この3機種が現在でも販売されています。 希望小売価格は2.8FXが「95万円」4.0FWが「98万円」4.0FTが「108万円」とかなり高価。 以上、Rolleiflexの魅力と誕生から現在に至るまでの歴史をご紹介しました。 記事のポイントをまとめます。
まとめ:ローライフレックスは元祖二眼レフカメラ