Rolleiflex用ディフューザーの役割とは
ここではRolleiflex用のアクセサリー「ディフューザー」の役割を解説したいと思います。
ディフューザーは「セレン式露出計」に付けるカバー/キャップです。
しかし、ディフューザーの役割は露出計の保護だけではないんです。
ディフューザーを露出計受光部に取り付けると「反射光式」から「入射光式」露出計として使えるようになります。
反射光式と入射光式


※画像左が反射光式・右が入射光式の状態となる
付けるだけで反射光式から入射光式に切り替わるので、特別な操作や設定は必要ありません。
ディフューザーを付けて反射光式にした方が、安定した露出計として使えると言う方もいます。
取り付けできる機種

■Rolleiflexでディフューザーを装着できる機種は以下になります
- Rolleiflex 2.8F/3.5F
- Rolleiflex 2.8E/3.5E
- Rolleiflex T
- Tele Rolleiflex
- Wide-Angle Rolleiflex
また、速射ケースの蓋内にはディフューザーを取り付けできるスペースがあります。
小さいものなので、なくさないように工夫されているんですね!
Rollei純正品と非純正品がある


ディフューザーにはRolleiの純正品と非純正品があります。
画像左が本物のRollei製と”されている”物で、右は非純正として売られている物です。
オークションなど単体で「ローライ純正のディフューザーです」として出品されていたりしますが、国内で出回っている物の多くは非純正だと思われます。
また、ディフューザーは紛失している場合が多く、付属品で付いているものは「希少」です!
みたいな説明書きも見られますが、本物かどうかは怪しいですね。
非純正は中国製のコピー商品のようで、見た目は全く一緒ですが「バリ」が目立つ(?)
非純正品は現在でも新品で入手可能で、価格も安く1,000円程です。
ただし販売店によっては非純正でも3,000円~4,000円だったりします。
見分け方は色?
純正と非純正の見分け方ですが、これが非常に難しいです。
見分け方としては「色」です。
非純正として売られているディフューザーは綺麗な「白色」で、純正とされている方は、白よりも少し黄色味のかかった「バニラ色?」っぽい色をしています。
ロゴの字体に違いはないかと、いくつか拡大して見比べてみましたが全く同じと言っていいほどで、違いは見つけられませんでした。